長野市の結婚披露宴に
出席させていただいた。
その席で新郎のお父さんから
紹介された人がいる。
この方が私の親分です。
えっ?
こちらが私の親分で、私はその子分です。
???
気になって、
そっと年配の従業員さんに尋ねてみた。
昔+昔の時代、
結婚に際し、鉄漿親(はねおや)を頼む風習があった。
鉄漿親(はねおや)は、
夫婦でモメた際、
相談に乗るなど親代わりに面倒を見る係。
その、鉄漿親(はねおや)の事を
長野市周辺では『親分』と呼ぶんだそうだ。
本当の親子ではない親子だから
親分子分に間違いは無いんだろうけどね。
一瞬、反社会的勢力の関係者かと思った。
県内でも色んな風習があるもんだ。
※これを教えてくれた従業員さんは、
鉄漿親(はねおや)が死語の様に、
親分子分も廃れつつある。
けど、年配者がまだご存命のうちは
当分、親分子分は続くのではないか。
そんな説明をしてくれた。
- 2017.11.01 Wednesday
- 社会
- 06:49
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- by wadaiko-nawo